無料アダルトサイトの危険性

あなたは無修正動画を無料で見られるのにわざわざお金を払うなんてばからしいと思っていますか?

実は私もパソコンを触れるようになって長い間そのように考えてきました。

しかし、近年は詐欺の手口が巧妙化してきたり、ウィルスの進化がめざましくなってきたりと、無料で利用できる恩恵の裏には思わぬ危険が隠れていることを認識しておく必要があります。

また、最近施行された法律によって、不用意にアダルト動画をダウンロードしただけで、犯罪になってしまうことさえあり得ます。

無料アダルトサイトにはどんなリスクがあるのか?

では、無料のアダルトサイトの利用で考えられる危険性を見てみましょう。

ウィルスの感染

まず、一番多いのはウィルスに感染してしまうことでしょう。

自分は対策ソフトをインストールしているから大丈夫というもいるかもしれませんが、それだけでは十分だとはいえない時代になってしまいました。

もっとも、ウィルスの脅威は無料のアダルトサイトに限ったことではないので、すべてのスマホも含むコンピュータ利用者がリスクを認識する必要がありますが、フリーのアダルトサイトを頻繁に利用する方は、通常の利用者に比べれば、常にウィルスに感染するリスクにさらされているといっても過言ではないでしょう。

詐欺サイト

ウィルスの感染と並んでよく聞く被害は、詐欺に遭ってしまうことです。アダルトサイトを見たという後ろめたさに、つけ込んでくるので、相談できる人がいなくて、自分で何とかしようと詐欺師の言いなりになってしまうケースが多いです。

詐欺サイトの手口については、後で詳しく触れますが、もし、詐欺に遭ってしまえば、無料で利用できた意味がありませんね。

不正動画のダウンロードは違法

無料のアダルトサイトにアップされている動画は、著作権を侵害したものが、少なくありません。

平成24年から「著作物の不正ダウンロードを規制する法律」で対象者は刑罰の対象となりました。これは著作権を侵害した作品(ここでは動画としておきます)、それを知りながら、ダウンロードすると「2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方)」が課せられる場合があります。

もちろん、不正にアップロードすることも犯罪で、さらに重い刑罰の対象となります。

このように、無料アダルトサイトの利用にはそれなりにリスクがありますので、もし利用するのなら十分に気をつける必要があります。

アダルトサイトの詐欺の手口

次に詐欺の手口にはどんな物があるのか、いくつか紹介したいと思います。

詐欺の手口というのは、日々進化していますし、そのバリエーションもたくさんあるのでここですべてを紹介することはできませんが、よくある手口や最近出てきたものをいくつか紹介いたします。

シャッター音

具体的にどんな手口なのか説明するとこんな内容です。

「スマートフォンで無料のアダルトサイトを見ていると、突然シャッター音が鳴りました。カメラが勝手に起動したのかと、不安に思っていると、ユーザー登録画面が表示され、利用料としてウン万円払えというメッセージが出てきた。慌てて、表示された電話番号やメールアドレスへ連絡をしてしまい、おまえの顔写真を押さえていると脅され、仕方なく言われるままお金を振り込んだ。」

これは割と最近の事例で、知らない人なら信じてしまうかもしれません。でも、実際は写真は撮られていなくて、シャッター音が自動的に鳴る設定をホームページに仕込まれているだけです。

業者に自動的に電話をかけさせる

これも、無料サイトを閲覧中に突然ポップアップメッセージが表示され、そこには料金や問い合わせ先が記載されているというものです。メッセージを消そうと「OKボタン」を押すと業者(ホントは詐欺師)へ電話を発信しようとするものです。

ここで、電話がつながってしまえば、詐欺師に自分の電話番号がバレてしまい脅されるという流れです。

カリビアンコムを語った詐欺

滞納料金が未払いになっているので至急支払いをするようにといった内容のメールが届いたり、ポップアップメッセージが表示されたりといくつかパターンがあるようですが、カリビアンコムという実在する有料サイトの名前を勝手に使っているのが特徴です。

いずれの場合も、こちらから電話やメールなどで連絡をさせるように促すのが常套手段となっています。

詐欺サイトから身を守るための対処法

では、このような詐欺サイトに引っかかってしまったらどうしたらよいのでしょうか?

ここではその対策について解説してみたいと思います。

とにかく無視することが基本

これまでの詐欺のパターンを見てきてもわかるように、本当に対象となる個人を特定できているわけではありません。

もちろん、詐欺師の手口のまんまと乗っかってしまい、電話等で連絡した上に名前などをペラペラしゃべってしまえば別ですが、メッセージが表示されたり、シャッター音が鳴ったからといって、個人を特定できるような情報はヤツらは何も得ていません。

仮にメールが送られてきたとしても、やみくもに送りつけただけの可能性大です。なので、まずは慌てないことが大事です。

そして、間違っても先方に連絡などはしないことです。

ただし、ポップアップメッセージが表示されたような場合は、もしかしたらスパイウェアなどのプログラムが仕込まれているかもしれないので、ウィルス対策ソフトで入念に調査しておいた方が良いでしょう。

正しい知識を得ること

これらの詐欺の被害に遭ってしまうのは、ネットに関する知識が不足していることも原因です。

もちろんインターネットの詳細な仕組みまでを理解する必要はないでしょうが、今どのような詐欺の手口が横行しているのかといったことを知っておくだけでも全く違ってくることでしょう。